<作品紹介>
残した作品の質・量、後世に与えた影響、マーケットの大きさ等あらゆる点から、20世紀では最高クラスの美の巨人と言っていいでしょう。
私自身、シャガールの作品には「深い愛」を感じ、最も敬愛する巨匠の一人です。
版画分野でも優れた作品を多く残し、あらゆる技法で2000点以上制作しました。質的に十分収集対象となる作品が数万円程度からあるので、幅広い人気があります。
(※反面、いろいろな作品が出回っており、十分な知識と愛情を持った業者から購入されるのが安全です。)
過去扱った作品をご紹介します。
シャガール 「サーカス」 |
「サーカス」リトグラフ 1967年(M.517)
「私にとってサーカスはひとつの世界のように過ぎ去り、溶けゆく魔法の光景である。」マルク・シャガール
1967年に出されたこの版画集は、カラーリトグラフが23点、モノクロリトグラフが15点、そしてシャガール自身のテキストによって構成されている。アメリカで第二次大戦後に初めてのカラーリトグラフ『アラビアンナイトからの四つの物語』を出版してから20年の歳月を経て、自由闊達にこの技法と向き合うシャガールの姿を感じることができる。 こちらの作品は、幻想的な美しさを持つ作品で、見ていると楽しくもあり悲しくもあり、何と言うのでしょうか、人生の喜怒哀楽ともいうべきものが、すべて込められている様に感じます。 |
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