「untittled」 ウッドグラフ(ED:8/10) 1998年 330x158mm 10.000円(シート) |
「SILVER」 ウッドグラフ(ED:6/10) 1998年 330x145mm 売約済 |
「eight」 ウッドグラフ(ED:7/10) 1998年 425x297mm 25.000円(シート) |
「無題(#029)」 ウッドグラフ(ED:2/6) 1996年 230x179mm 売約済 |
「無題(#030)」 ウッドグラフ(ED:2/5) 1996年 301x216mm 売約済 |
「無題(#033)」 ウッドグラフ(ED:2/5) 1996年 265x173mm 売約済 |
<作品の原版>
<独特のマチエール>
黒木さんの版画のマチエールは、土というか陶器の様にざらざらした印象を受けます。その中で生物や葉っぱ・種子等、生命体の痕跡を感じさせる有機的フォルム、また所々断層や原生生物を感じさせる線、点、これらがかちっと貼り付いて一体化しています。
こういう諸要素が、どこか化石的イメージを喚起させます。(あくまで個人的感想ですが)
これは、やはり独特のマチエールに拠るところが大きいかと思います。
ものを貼り付けて、焼き締めた様な感じですね。
これは布や包帯をうまく利用しています。
左の写真は原版をいくつか並べて撮影したものです。拡大画像はここをクリックしてください。
これらの原版は、布が木板に裏打ちされる様に貼ってあります。
そして断層、原生生物の様な部分は布が切り取ってあります。
「原版1」
「原版2」